コスメやファッションが好きなウェブデザイナー必見!好きなジャンルのデザインを受注しよう

  • デザインを仕事にしたけど、好きなジャンルだけに特化したい…
  • 金融系や男性向け商材などのデザインしているが、さっぱり興味が持てない…
  • コスメやアパレルが好きだから、その分野のウェブデザインの仕事をしたい!

ウェブデザインスクールなどでは、

  • デザイナーはどんなジャンルでも制作できないとプロにはなれない
  • どんなデザインでも作れるようにスキルを磨いておきましょう

などと教えているスクールが多いと思いますし、実際にデザイナーであればジャンル問わず質の高いものを作れるようになるべき、みたいな風潮は昔からあります。

しかし筆者はそうは思いません。実際に筆者は、自分の好きで得意な女性向けデザイン(特に化粧品やアパレル、美容サロン、美容室)に特化して仕事を受注していて、好きなジャンルのみを受注していますが売り上げは一人で年商で900~1200万円に成長しています。

そこで、この記事では、好きなジャンルや得意な分野のデザインのみを受注して、楽しく仕事を続けていく方法をまとめて解説します。

この記事を読めば、初心者〜中堅ウェブデザイナー・グラフィックデザイナーが「得意な分野の案件に集中して楽しく結果をだす方法」が全て分かります。

YUKI
デザイナー自身が好きなジャンルのデザインを作る方がクオリティ高く、熱意を持って制作に取り組めます✨
目次

分野特化型のポートフォリオを制作する

自分の得意分野や好きなジャンルを明確にし、それに特化したポートフォリオを作成しましょう。例えば筆者であれば、コスメやアパレル分野が好きで得意なので、その分野の作品を掲載します。これにより、クライアントに対して「〜〜分野に特化しているデザイナーなんだな」とブランディングすることができ、その分野の案件の受注につながります。

ポートフォリオ作成の際は、以下の点に注意してください。

  • 見やすさを意識する:シンプルで分かりやすいレイアウトを心がけ、閲覧者がスムーズに作品を閲覧できるようにします。
  • 作業範囲の明確化:各作品に対して、自分が担当した部分や役割を明示し、具体的なスキルを伝えます。
  • 長期のお付き合いをする場合:デザイン歴や略歴、フリーランスなのか、副業なのか、日中に連絡がつくのか、休日が作業の中心なのかも記載してあげると親切です。

これらのポイントを踏まえたポートフォリオ作成については、以下の参考記事をご覧ください。

業界に特化したデザイントンマナを網羅する

特定の業界に特化する場合、その業界特有のデザインのトーン&マナー(トンマナ)を理解し、網羅することが重要です。例えば、コスメ業界でよく使われる色彩・あしらいを習得すること。

アパレル業界で言えばモデルカットが使われるケースがほとんどなので、それらの撮影素材の調理方法、アパレルメーカーの方が気にするポイントを押さえておくことが求められます。これらの要素やナレッジをデザインに反映させることで、クライアントの期待に応えることができます。

業界特有のトンマナを理解するためには、以下の方法が有効です。

  • 市場調査:ターゲットとする業界の主要ブランドや競合他社のデザインを分析し、共通するデザイン要素やトレンドを把握します。
  • 業界のニュースやトレンドを追う:業界誌やオンラインメディアを定期的にチェックし、最新の情報を収集します。
  • ユーザーの声を聞く:ターゲットユーザーの嗜好やニーズを理解するために、SNSやレビューサイトを活用します。

分野外の案件を頼まれた時の対応

特化した分野以外の案件を依頼された場合はその時々の状況によって受けるか断るかを判断しましょう。

  • 案件を受けるかどうかの判断
    自分のスキルや興味と照らし合わせて、対応可能かを判断します。無理に受注して品質が低下することは避けましょう。
  • 信頼できるデザイナーを紹介する
    自分が対応できない場合でも、信頼できるデザイナーを紹介することで、クライアントとの関係性を維持できます。
  • 新たなスキル習得の機会と捉える
    たまたまリソースが空いている場合には、時には新しい分野のデザインを受けることは刺激にもなりデザイナーとしての間口を広げる機会になります。ただ、あまり興味が持てないな…と思う場合や、既存のお客様の案件で手一杯な時は、いさぎよく丁寧にお断りしましょう。

クラウドソーシングを活用して実績を作る

実績が少ない場合、クラウドソーシングを活用して案件を受注し、経験を積むことが効果的です。クラウドソーシングサイトでは、多様なジャンルの案件が募集されており、自分の得意分野に合った案件を選ぶことができます。

クラウドソーシングを活用した実績作りについては、以下の参考記事をご覧ください。

  • [デザイナーのポートフォリオ|作り方や職種別のポイント

まとめ

好きなジャンルに特化して働くためには、専門的なポートフォリオを作り、業界のデザイントレンドに深く精通することが重要。また、分野外の案件の対応も柔軟に考え、無理なく続けられる形を模索しましょう。

しっかりブランディングすれば、興味のある案件だけを受注し、楽しく働くことは十分可能です。

応援しています!

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