駆け出しデザイナーや副業デザイナーであればクラウドソーシングを活用している人は多いですよね。ベテランフリーランスであっても認知や集客窓口としてクラウドソーシングの存在はありがたいものです。
ただし、適切な戦略なしに闇雲に登録するだけでは仕事は受注できません。




と悩んでいませんか?挫折して全くログインせずに放置してはいませんか?
この記事では、クラウドソーシングでの仕事・案件の取り方やアカウントの育て方、クライアントの方からお問合せをもらう方法までを解説していきます。
この記事を読めば、クラウドソーシングで仕事の幅を広げ、あなたのフリーランスとしての集客の柱を増やすことができます。それでは、クラウドソーシングで効果的に案件を獲得する方法を解説していきましょう。
クラウドソーシングの基本
クラウドソーシングとは、オンラインで業務を依頼・受注できるプラットフォームのことです。代表的なサービスには以下のようなものがあります。
デザイナーをしている方ならこの3つは基本なので知ってる方は多いと思います。これらのサービスをうまく活用することで、継続的な案件獲得につなげることができます。
初心者の効果的な案件獲得方法
1. むやみにプロジェクト案件に応募しない
プロジェクト案件には多くの応募者が殺到するため、初心者が当選するのは難しい場合が多いです。特に、低単価案件に100人以上が応募することも珍しくありません。
応募文が読まれる可能性すら低いため、応募を続けるだけでは効率的な営業にはなりません。
2. コンペ案件を活用する
ポートフォリオに作品が少ない人・デザインスキルを向上させたい人・時間がある人は、コンペ案件への参加がおすすめです。
コンペ案件では、他のデザイナーの提出したクリエイティブを参考にでき、自分のレベル感を客観的に把握するのに役立ちます。また、採用された作品を分析することで、どの業界やクライアントにどんなデザインが求められているのかを学ぶことができます。
さらに、コンペ案件で制作した作品はポートフォリオに活用できます。(著作権を確認したうえで必要な修正を加えてくださいね)
3. アカウントを丁寧に育てる
クラウドソーシングでは、以下の流れでアカウントを成長させるのが基本です。
- プロフィールを充実させる
- すでに活躍しているデザイナーのプロフィールを参考にする。
- ChatGPTなどのツールを活用して、読みやすい文章にする。
- ポートフォリオを掲載する
- 実績や口コミが少ないうちは、最低8点以上の作品を掲載。
- 検索で見つかりやすくするために「不動産関係のデザイン」「化粧品パンフレット」などのキーワードを含める。
- パッケージ出品を活用する
- 自分のスキルを明確に打ち出し、クライアントからの問い合わせを待つ。
- 実績ゼロの状態では売れにくいため、最初はコンペ参加などで実績を作る。
4. クライアントからの直接問い合わせを増やす
クラウドソーシングのアカウントと並行して、検索でヒットするサイトやSNSを運用することも重要です。
- クラウドソーシングのアカウント名やアイコンと統一したポートフォリオサイトを作る。
- InstagramやGoogle検索で見つけやすくする。
- 「問い合わせはこちら>」の導線を明確に設置する。
ランサーズなどを通さずに直接依頼したいクライアント(資金が少ない個人やスタートアップ、小規模企業の経営者)からの問い合わせが増える可能性があります。



ランサーズでの集客・営業TIPS
1. 営業自動メッセージの設定
ランサーズには「営業自動メッセージ」という機能があります。これを活用し、簡潔に自分のパッケージ紹介とポートフォリオのURLを営業メッセージに登録しておくことで、問い合わせ率を上げることができます。
2. 足あと&アナリティクスの確認
- 足あとを確認し、どんなクライアントが訪問しているかを把握。
- アナリティクスを活用し、サムネイルやテキストの変更でパッケージのビュー数を改善。
- スマホでの見え方をチェックにし、視認性を向上させる。
3. 市場分析・マーケティング
for発注者の画面に切り替えて、以下の点を調査してみましょう。
ランサーズの発注画面には、無料で手に入るマーケティング情報がたくさん手に入ります。これにより効果的な戦略を立てることができます。
- 人気のパッケージをベンチマークにする
- クライアントの予算感を調査する
- コンペで採用されるデザインの傾向を分析する
このようなマーケティング分析を行うことで、自分の強みを活かしたパッケージ出品を作成できます。
まとめ
クラウドソーシングで案件を獲得するためには、単に応募するだけでなく、戦略的にアカウントを育て、マーケティング視点を持つことが重要です。
- むやみにプロジェクト案件に応募しない
- コンペ案件でスキルアップしつつポートフォリオを充実させる
- パッケージ出品を活用し、クライアントからの問い合わせを増やす
- マーケティング分析を行い、競争力を高める
これらを実践することで、クラウドソーシングを最大限に活用し、安定した案件獲得につなげることができます。