こんにちは。「在宅・フリーランスデザイナーとして女性デザイナーが自由なライフスタイルを手に入れる方法」のコーチング・メンターをしているYUKIです。
私は現在、在宅でフリーランスデザイナーとして、デザイン会社を経営しています。
具体的な仕事の内容は、
- 現役フリーランスデザイナー
- 駆け出しフリーランスデザイナーの案件獲得サポート
- デザインTipsを発信、デザイナー育成
- フリーランスのオンラインコミュニティ運営
がメインです。
これまで100社以上の企業様にデザインを提供してきました。
私は現在、在宅でフリーランスデザイナーをしており、基本オンライン完結で仕事をしているので、好きな時に仕事をして、好きな場所で働くことができるライフスタイルを楽しんでいます。
平日の空いている時に大好きなショッピングを楽しんだり、フリーランス仲間とランチして情報交換をすることもあります。そして子供に手料理を作る時間もかけがえのない私のライフワークです。
会社員のように、業務時間や出社場所が決まっていたり、毎日の通勤で満員電車のらなければならず、しんどい思いをすることもなければ、平日に休みを取るのに上司の承認が必要だったり、子供が熱を出すとどんどん有給が減っていく…という心配もありません。
仕事がオンライン完結なので、そもそも旅行していようが滞在していようが、カフェやテラスでコーヒーを飲みながらPCを広げて作業ができます。
こうして見てみると、私の生活にはいつも家族、友人、オンラインコミュニティの仲間が近くにいます。
家族を持って改めて、お金以外の大切なものに気づかされました。人生を豊かにするのは、温かい人間関係や心と時間のゆとりなんだとしみじみ感じます。
- 夫や子供、家族といつも一緒にいられる
- 好きな時にお気に入りの場所で仕事ができる
- 自分の裁量で、自分が決めたビジネスができる
在宅フリーランスとして働いているからこそ、このような幸福度の高い働き方・生き方ができています。
在宅フリーランスデザイナーとして、自分軸で生きる
そんな働き方を実現するための基盤づくりを発信し、好きなことを諦めないで人生をまるごと楽しんでいる女性が増えることを願っています。
今でこそこうして、自由に仕事をしながらもカレンダーや場所に縛られることもなく、大好きな家族とともに充実した毎日を過ごすことができていますが、なぜ私がそう思うに至り、どのような経緯で現在に至るのかをお話していきます。
新卒入社した会社で葛藤
幼い頃から物作りやデザイン性のあるものが好きで、「いつか自分の創造性を活かせる仕事に就きたい」 そう夢見ていました。
しかし、現実的な進路を選び、四年制の国立大学を卒業。
ごく普通の事務OLとして社会人生活をスタートさせました。
毎日満員電車に揺られ、 同じデスクに座って黙々と、 特に楽しくもなく好きでもない仕事をこなす日々。
「本当にこれでいいのだろうか?」
「毎日同じことの繰り返しで人生終えていくのかな…」
そんなモヤモヤした気持ちが、日に日に大きくなっていきました。
会社員としてのタスクをこなしながらも、 心の奥底では、「やっぱり好きなことを仕事にしたい!」 という思いが日に日に強くなっていったのです。
幼少期の思い出と在宅ワークへの憧れ
フルタイムの総合職として働いていた当時、 漠然とですが、
「子どもができたら、家で子どもの帰りを待ってあげたい」
という思いもありました。
私の両親は共働きで、 父はサラリーマン、母は小学校教諭としてフルタイムで働いていました。
30年ほど前、バリバリ働く女性は今ほど多くありませんでした。
それでも母は、私が生まれて3ヶ月で保育園に預け、65歳定年までみっちり働き続けました。
残業も休日出勤も、父の単身赴任ゆえのワンオペ育児も、すべてをこなす母の姿を見て育った私は、
「女性でも働くことは大切なんだ」
と感じると同時に、
「でも、出社して働くのは大変そうだな…」
とも思っていました。
だからこそ、在宅ワークという働き方に憧れを抱いていたのです。
「在宅ワークなら、好きなことを仕事にしながら、家族との時間も大切にできるかもしれない!」
そう思った私は、在宅ワークという働き方に強く惹かれるようになりました。
私には無理?という心理的ブロック
しかし、転職活動もしたことがなければ、もちろんデザイナーとして活躍したこともない。
スキルも人脈も知識もゼロの私がすぐに行動できるわけがありません。
「美大卒でもないし、スキルも経験もない。私にデザイナーなんてできるはずない…」
自信のなさから、なかなか一歩を踏み出せずにいました。
身近な人がフリーランスとして活き活き働いていた
そんな時、フリーランスでWeb業界で活躍している幼馴染と再会しました。
彼女は、自分のスキルを活かして自由に働き、充実した毎日を送っているようでした。
「普通の会社員とは全然違う…。私もあんな風に自由に働きたい!」
私の理想とするフリーランスという働き方をしている友人が、意外と自分の近くにいることを知り、そして彼女の姿を間近に見て、刺激と勇気をもらったのです。もしかすると、私にもできるかもしれない。
事務職から、本当にやりたかったデザイナーに
そして、私は事務職を辞めて、本当に好きなデザインという仕事をするべく、行動しました。
フルタイムの総合職を辞め、専門学校に通いながら制作会社でアルバイトをし、 やっとの思いで会社員デザイナーになりました。
スキル不足や、初心者歓迎とは言えないデザイン業界の厳しい洗礼を受けながらも、必死に食らいつき、 案件で成果を出し、徐々に報酬もアップしていきました。
会社員デザイナーのジレンマと試練
会社員デザイナーとして働くことは、刺激的で楽しいものでした。
しかし、働く時間が決められていたり、 会社の規則に縛られたり、出社が義務付けられていたり…
結局は、家族や子供との時間を犠牲にしなければいけない現実にも直面しました。
マタハラと会社員卒業を決意した日
会社員デザイナー時代に結婚と出産を経験した私は、その過程で大きなショックを受けることになります。
産休に入った私のことを、当時の上司が悪く言っている…
そんな噂が耳に入ってきたのです。
初めての出産・育児で、ただでさえ毎日大変で、右往左往していた時期に、 信頼していた人から聞いたショックな言葉。
産休・育休で迷惑をかけているのは最もだし、
「自分が悪いんだ…」「私は会社に迷惑をかけている…」
そんな深いショックを受け、自信を失うと同時に、会社という制度に深く疑問を持つようになりました。
今となっては、誰か何を言ったかの真実は本当にはわからないし、そこに誰かの悪意があったのか、なかったかも分かりません。
ただ、あの時、私は会社員という働き方を卒業しようと心に決めました。
在宅フリーランスデザイナーとして独立
そんなことがあり、会社や上司に疑心暗鬼になりながらも、会社員なので復職して働かなければいけません。
育休から復帰し、会社に恩返しもしたいと思っていたし、復帰して最低1年は会社に還元しようと一生懸命働きました。
1年後、ついに会社員を卒業。
これまでの経験を活かし、自分のスキルを磨き、 クライアントとの信頼関係を築きながら、 在宅フリーランスデザイナーとして、 少しずつ仕事を確立していきました。
今では、安定した報酬を得ながら、 自由な時間を楽しむことができています。
家族や子供との時間も大切にしながら、仕事と子育てを両立しています。
新たなステージへ
元々会社員へのこだわりはなく、
「家族や子供ともっと一緒にいたい!」
「在宅フリーランスとして働きたい!」
そう思っていた私は、 良くも悪くもショックな出来事によって会社員を吹っ切ることができ、 フリーランスへの挑戦ができました。
もちろんフリーランスになってからも色々な試練はありましたが、その度に悩み・挑戦しながら成長することができ、 自信を持って、自分らしく生きることができるようになりました。
税金や年金制度の違いもあるので会社員とフリーランスで単純に報酬を比較するのは難しいのですが、手取り金額で考えると、会社員をしていた時の3倍の報酬を叶える結果を出すこともできました。
未来へのメッセージ
そして今、私は、これからの若い世代や子供たちに、夢ややりたいことを諦めないでほしいと強く願っています。
もっと言うと、そんな子供たちを育てている世の中のママたちにこそ、もっと自由に仕事や人生を楽しんでほしい。
子供や家族との時間を大切にしながらも、好きなことを諦めないで人生をまるごと楽しんでいる女性を増やしたい。
それが、今の私の新たな目標です。
毎日好きな洋服を着て、近所のお気に入りのカフェにお邪魔しMacで仕事。
美味しそうなコーヒーの匂いのなかでデザインの案を練り、疲れたら好きなアパレルブランドの新作をチェックし、日々の幸せを噛み締めたり。
毎日子供の送り迎えには華やかすぎないけど、心地の良さそうな上質なファッションで、せかせかすることなくゆったりと先生やお友達のママに笑顔で挨拶をして。
子供が熱をだしてもしっかりと看病してあげられて、仕事があるのに…といって焦ったりイライラすることなく子供に向き合ってあげられる。
朝の時間は出社という概念がないのでせかせかすることもなく、夜も遅くまで仕事をして子供に寂しい思いをさせることもない。子育ても大好きな仕事も手に入れられる。
パパが休みの休日は家族みんなでディズニーランドに行ったり、公園でピクニックをしたり。お供だち家族とお出かけしたり。
洋服の展示会や美術館にも出没するような、可愛くておしゃれなデザイナーママが増えたら単純に楽しいし、家庭も社会も明るくなる気がしませんか?
このブログやメルマガを通して、 私の経験や想いが、誰かの心に届き、一歩踏み出す勇気を与えられたら幸いです。
それでは、日々のニュースレターや講座、企画のなかでお会いできることを楽しみにしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!